ホットペッパーで差別化する3つのポイント
新規集客は定期的に行っていかなければいけません。その中でも費用対効果が良く、ある程度集客が見込めるのが、ホットペッパーになります。
ホットペッパーはプランもそれぞれありますが、必ずしも高いプランにしたからといって、検索結果は上位に来ますが、集客できるとは限りません。
それに、ホットペッパーは、若い世代も多く、単価も上がりにくく、クーポンハンタ―の可能性もあり、リピート率も低くなる傾向にあります。
ですが、ここ岐阜県では、都内など都会に比べると掲載店舗も少ないので、クーポンハンタ―も行くところがなくなり、定着してくれる割合は高くなります。
なので、ホットペッパーを使用していくのは効果的になります。その中でも、やはりプランをただ高くするのではなく、内容を工夫して、ライバルに差をつける事ができたら良いですよね。
そこで、今回は、ホットペッパーで差別化する3つのポイントを公開します。
ポイント1.人物写真を多く使う。
目次
広告の基本で、人は人物に目が行くので、店舗写真よりも人物を多く載せる事で、見てもらえるようになります。
美容室で例えると、美容室では、髪を見せれば違いがわかるので、後ろ向き写真でも良いです。ビフォーアフターの写真を多く載せる事で、それが事例になり、わかりやすく見やすくなります。
カットモデルの写真
多くの美容室ではカットモデルの掲載を20代の可愛い女性を使っています。ですが、メインターゲットになるのはこちらも前記事でお話しした通り、40代になるので、カットモデルも30代~40代にした方が、狙ったお客さんに来てもらう事が出来ます。
やはり、若い方の写真ばかり使っているお店には行きづらくなります。その中で、ここのお店は違うと思ってもらえれば、来てもらいたいお客さんに来てもらえます。
スタイリストの写真
スタイリストの写真も、当たり前ですが、むすっとした顔ではなく、笑顔の写真にします。
ポイントはお客さんに接客中の笑顔の写真にする事で、お店に行った時のイメージがわくので、行きやすくなります。
ポイント2.クーポンは多く載せすぎない。
選択肢が多いと買わなくなる。
せっかくだからと言って、沢山クーポンを掲載している店舗は多くあります。
ですが、人間の心理で証明されているのですが、人はたくさん選択肢があると、選ばないという研究結果が出ています。
大学が行った研究で、ジャムを6種類と、24種類、それぞれの選択を迫られた場合、消費者がどのような行動をとるか比較する研究が行われました。
選択肢が多いと立ち止まって見る割合は60%で、選択肢が少ないと40%になった。
だが、6種類のジャムを見た人が購入した割合は30%に対し、24種類のジャムを見た人は、わずか3%しか購入にいたりませんでした。
この結果から分かるように、人は多い選択肢を見ると、脳が疲れてしまい、選ぶのが困難になります。
なので、飲食店でも安定しているのは、焼き肉、寿司、ウナギ屋になりますね。
やはり、色んなメニューがたくさんありすぎるお店は、潰れていく傾向にあります。
スガキヤラーメンや、スターバックス、マクドナルドなども、季節限定メニューは出しますが、やはり固定メニューは昔からそんなに変わっていません。
月見バーガーも出せば売れるけど、それは限定だから売れるだけであって、やはり1番売れるのは、テリヤキ・チーズバーガーになります。
なので、クーポンは多く載せすぎず、5種類程度にとどめておくのが良いでしょう。
クーポンの内容
クーポンの内容を選ぶにあたり、数を減らすと、どれにしようか迷いますよね。
そこでポイントが、美容室は基本カラー・パーマ・縮毛矯正のどれかになると思います。
この3つそれぞれを、トリートメントを入れたセットメニューにする事で、割引をしたとしても、単価が高くなりますし、トリートメントを入れる事により、美意識の高いお客さんに来てもらえます。
ポイント3.クーポンは新規のみにする。
良く、クーポンを新規のみにしてしまうと、「既存のお客さんが不公平じゃないですか?」と言われる方も見えますし、「利益が出せてるなら、ずっと割引する事で来てくれるならそれでいいじゃん。」という方も見えます。
ですが、新規も割引して、既存も割引していたら、それは定価になってしまいます。
既存のお客さんも新規で来たときは割引で来ているので、そこは不公平ではないですし、ずっと割引し続けてしまうとそれに慣れてしまい、単価を上げていこうにも上げていけません。
なので、クーポンは新規のみにする事が絶対です。
まとめ
ホットペッパーでは、正直やれることは限られてきますが、少し工夫するだけで、集客効果が増える可能性はあります。
ですが、せっかく来店してくれても、定着してくれなければ意味がないので、しっかりとフォローはしていきましょう。
とはいえ、ホットペッパーでは、若い世代の方が多いので、来店頻度も高く、単価の高いお客さんを狙っていくには、母数が少なくなります。
なので、あくまで抑えとして考えて行い、メインターゲットは違う媒体で取っていくのをオススメします。
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