感謝を伝える手紙で単価を9000円から12000円に上げた方法
サンキューレターという物を聞いたことがあるのではないでしょうか?
最近は色んな業種で使用されるようになってきました。
先日、娘の誕生記念に、写真を撮りに行きました。
そして、数日後、娘の写真を載せたハガキで感謝の言葉を添えて、サンキューレターが送られてきました。
やはり嬉しいもので、写真付きなので、大事に飾っています!(笑)
長男の時は違うお店で撮影してもらったのですが、そういったものはなく、やはり印象は、娘が撮影したお店の方が良く、今後、家族写真を撮る時もそちらでお願いできたらと思っています。
このように、実体験から、サンキューレターの効果は絶大だと思います。
まだまだ取り入れているお店は少なく、やはり面倒だとゆう理由もあり、浸透はしていません。
なので、ライバルに差をつけるためにも、その面倒なことを少しするだけで、お客さんとの関係性も深まり、単価も上がっていきます。
そこで、サンキューレターで何を書けば良いかお悩みの方のために、作成のポイントをサロン店舗を例にお伝えします。
サンキューレターを書くことを簡単にし、習慣化していく3つのポイント
目次
その1.カウンセリング内容から施術内容を書く
お客さんが来店して、カウンセリングで得た悩みや、要望を書きます。
(例)カウンセリングで話をしたところ「〇〇様はホームカラーをされていて、髪のダメージを気にされていましたそのため、今回は〇〇のトリートメントを使って施術をさせてもらいました。」
このように、まずは、カウンセリングの結果から髪の状態を見て、今日はこういう事をやりましたよ、とか、その日やったことの施術内容の再確認を書きます。
そうすることで、何故そうしたのかを、理解してもらう事も出来ます。
その2.お客さんへの提案を書く
日頃の髪のケアや、自宅でのスタイリング方法を書きます。
(例)「自宅で髪を洗ってから、髪を乾かすときは高温にならないように注意して乾かしてくださいね。」
このように自宅でのケア方法を書き、プロとしてのアドバイスをしていきます。
スタイリング方法など「実際やってみてわからない」と言われた場合は来店した時に実際やってもらい、教える時間を作ると喜ばれます。
また、このような内容を書くことで冷蔵庫や洗面台に貼って、見てくれているお客さんもいます。
そうすると、毎日目にするので、お店のことを忘れなくなります。
お店にとって大事なのは、お客さんに忘れられない事です。
その3.プライベートトークの内容は追伸程度で書く
お手紙でも、プライベートトーク中心の内容にしてしまうと、嫌がられて良い印象は持たれないので、基本はプロとしての内容を書き、追伸程度で、施術中に話した内容を書くと良いです。
特に盛り上がったトーク内容や、プライベートトークが好きなお客さんには、追伸で入れていきます。
(例)〇〇さんは映画が好きでお勧めの1本を紹介してくれた「僕も〇〇の映画見てみたいので、今度見に行き、また感想お話ししますね。」
くらいにしておきます。
ここで感想をお話ししたいので、次また来てくださいねと言ってしまうと売り込みになってしまうので、このくらいにとどめておきます。
ただ、凄い常連さんで、トークが好きな方は、アドバイスよりもトークの内容が反転して多くなることもあります。
なので、お客さんをみて書く内容は決めていきましょう。
まとめ
このように、サンキューレターの目的は感謝を伝え、価値を伝え、関係を構築していく事です。
お店でありがとうございますというのは当たり前ですが、手紙で伝える事はより印象に残り、覚えてもらえます。
文章の書き方もあまりかしこまらずに、話しかけるように書くと、売り込み感もなくなり、お客さんも自然に読んでもらえます。
このサンキューレターは、毎日書くのが嫌で敬遠されがちですが、美容師さんが普段話している事を書くだけなので難しくはないと思います。
これをやっておけば、ある程度リピート率は上がっていきます。
なので、ここを強化していく事が、1番手っ取り早く、労力も少なく、かかる経費も少ないので、オススメの施作になります。
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